川上弘美
『東京日記 卵一個ぶんのお祝い』
「本書は、本当日記です。少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。
ふつうに生活していても、けっこう妙なことが起こるものだなあと、読み返しながら、
なつかしく思い出しました。」(あとがきより)
著者ならではの、エッセイとも小説ともつかない、
おかしみとシュールさの入り混じった世界が広がる本書は、
川上的世界のエッセンスがたっぷりつまった、ファンの期待にこたえる一冊です。
おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。からだ半分、ずれている。
カワカミさんの、5分の4はホントの、日々のアレコレ。
別にファンでもなかったし、
そもそも川上弘美さんの本を読んだことがなかったけど
帯をみてなんか面白そうだったから買ってみた。
乙一の『小生日記』と同じ雰囲気。
それでもってゆるい。
ものすごくゆっるーい。
それでいて微妙に笑えるポイントがあったり、
妙に説得力があるような変な話だったり
これは本当なのかな?
こっから嘘っだったりする?それとも全部嘘?
5分の1の嘘がどこに潜んでいるのか
推測してみるのも面白いです
(真偽の程はわかりませんが。
読み終えて気付いたらファンになっていた。
ひゃあとつぶやいて本を閉じる。